yamada-kikaku’s blog(小説ブログ)

山田企画事務所のペンネーム飛鳥京香の小説ブログです。

QアンドA ]今、日本にマンガ家って何人くらいいるのでしょうか?


[ QアンドA ]
Q.今、日本にマンガ家って何人くらいいるのでしょうか?


A.マンガ家の先生をどう規定するかによって異なりますが。

参考資料として、日本漫画家協会に属する先生は500名くらい。

経済産業省の関連団体「デジタルコンテンツ白書」によると推計3000名くらいと言われています。

みなさんが連載漫画を描いているわけではありません。
長年、連載漫画を描かれている方の方が少ないと思われます。


今、日本の専門学校、大学などで漫画関連(イラスト、アニメ、映像、CGなども含む)の卒業生が7000人くらいではないでしょうか?
当然全員が、なれるわけではにですよね。

といって、なりたいと思うだけではどうにもなりません。

つまり自分のいる「市場」を知りながら、自分の作品を発表していくというマネージメントと戦略が必要な時代になってきましたね。

[ QアンドA ]
Q。マンガ家にとって必要なパソコン技術(ソフトウエア技術)は、何でしょうか?

A。ケースバイケースだと思いますが。(つまりこのあたりの答えはすべて、山田企画事務所の私見になりますが)

漫画原稿のフオトショップでの加工と圧縮して送っていただく技術でしょうか。
広告漫画では、手塗りの色はつけないで下さい。
また、紙原稿をずっと待っているわけにはいきません。

(あとの質問にも関係しますが、メデイア関連構造が変わっていますので)

今、九州の会社のお仕事をいただいてますが、東京の作家にお願いしてお互いにデータ送りです。

このあたりができないと、紙に漫画イラストを描いて、リアルな紙でお渡しする形、では、今は仕事が来ないのではないでしょうか?(あくまでも広告漫画イラストなどの場合です)

マンガ家になる塾QA


[ QアンドA ]
Q.マンガ家に必要な性格とかはありますか?

A.締め切りを守る体質です。時間を守れない方は、マンガ家になろうとしてはダメです。すごく自己管理能力、時間調整能力がいります。

青き騎士第1回
青き騎士(1992年)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yamada-kikaku.com/

第1回

シーン1
 もう、かなり昔の事だ。私,沙織(さおり)は、まさか彼,翔(しょう)が、私の探し求めていた「青き騎士」だとは、その時は、気がつかなかった。
若気のいたりというものだろう。
もし、あの時……。
いや、もうやめておこう。
 時間は、2度と戻ってこない。

シーン2

「恐い子だよ」
その時、私は何をしていたのだろう、記憶はなかった。

「何しろ、この子の頭の中には、悪魔が住んでいるのさ」
養父母が言った言葉だ。私の耳の奥にいつも残っている言葉だった。

 その時も、私は彼らに尋ねていた。
「アイスフイールド」のそばにある小さなコロニーだった。
コロニーの前を連邦軍の車両が轟音をたててとうりすぎていった。

「ねえ、それどういう意味なの」
「ふん、自分で知っているくせに白々しい子だよ」
「そうだ、どうせ、私達の事も、心の中ではあざわらっているのさ」
 なぜ、どうして、私を、普通の子供のように扱ってくれないの。
 確かに私は父と母をうしなって、法律により、救済され、
この父母におしつけられた子供だった。
が、この時、地球は、生か死のせとぎわだったはずだ。
《アイス》との戦争でたくさんの人々が死んでいた。
ともかくも、この私に対する疑問、救済が、私の長い旅の始まりだった。

 《人民の王》となって私がさとった事は、
私が、あの人にとって《青き騎士》だったという事。
そして、気づいた時には、あの人はとても手がとどかない遠いところにいた。

私が、彼をうらぎり、そして彼は死んだ。

(続く)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yamada-kikaku.com/


青き騎士第1回
青き騎士(1992年)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yamada-kikaku.com/

第1回

シーン1
 もう、かなり昔の事だ。私,沙織(さおり)は、まさか彼,翔(しょう)が、私の探し求めていた「青き騎士」だとは、その時は、気がつかなかった。
若気のいたりというものだろう。
もし、あの時……。
いや、もうやめておこう。
 時間は、2度と戻ってこない。

シーン2

「恐い子だよ」
その時、私は何をしていたのだろう、記憶はなかった。

「何しろ、この子の頭の中には、悪魔が住んでいるのさ」
養父母が言った言葉だ。私の耳の奥にいつも残っている言葉だった。

 その時も、私は彼らに尋ねていた。
「アイスフイールド」のそばにある小さなコロニーだった。
コロニーの前を連邦軍の車両が轟音をたててとうりすぎていった。

「ねえ、それどういう意味なの」
「ふん、自分で知っているくせに白々しい子だよ」
「そうだ、どうせ、私達の事も、心の中ではあざわらっているのさ」
 なぜ、どうして、私を、普通の子供のように扱ってくれないの。
 確かに私は父と母をうしなって、法律により、救済され、
この父母におしつけられた子供だった。
が、この時、地球は、生か死のせとぎわだったはずだ。
《アイス》との戦争でたくさんの人々が死んでいた。
ともかくも、この私に対する疑問、救済が、私の長い旅の始まりだった。

 《人民の王》となって私がさとった事は、
私が、あの人にとって《青き騎士》だったという事。
そして、気づいた時には、あの人はとても手がとどかない遠いところにいた。

私が、彼をうらぎり、そして彼は死んだ。

(続く)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yamada-kikaku.com/