yamada-kikaku’s blog(小説ブログ)

山田企画事務所のペンネーム飛鳥京香の小説ブログです。

ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」第1章04

ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」
ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」
ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」は皆さんの課題原稿をもらって
初めて成立する塾なので、「マンガ家になる塾」講座テクストと課題すべてを
いろんな「マンガ家になる塾」や「漫画家になる塾」など山田企画事務所の
ブログにて公表します。
参考にご覧下さい。2010年1月にかけて発表します。
くわしくは、ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」をご覧ください。
(整理とデータの都合上、発表できない部分もありますが、お待ちください)

●年齢制限はありません。子供さんから大人まで。マン
ガ好きな方ならOK.また、イラスト、キャラクター作家へ
の道もお教えします。熟年の方もこれから参加ください。

日本漫画家協会会員の講師(漫画専門学校で教えてい
るマンガ家)と編集者がお教えします。

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■マンガ家として,
あなたの人生をシュミュレーションして見ましょう。■

話は急に変わりますが、人間の基礎財産は、その方の「時間」です。
時間だけは、他の資源とくらべても、その方だけの持ち物です、
時間を有効に使なければなりません。漫画家希望なら、なるように、有効に時間を使わなければなりません。

漫画専門学校などのスクーリングイベントで、自分の作品見本として、「漫画イラスト」だけ持っていく方がいますが、これだけではだめです。
作品として完結して、商品として売れる可能性が感じられるものでない見本でない
とだめです。まして罫線入りの普通ノートに書いてはだめ。
いい質の白紙で、鉛筆で書いているもだめです。

まして、作品やキャラクターに魅力なく、ストリーも面白くなければ見てくれません。ただし、漫画専門学校の先生と、編集者や出版社は見方・視点が異なる場合もあります。
ので、学校で作品を否定されたかといって、あきらめる事もありません。

漫画専門学校の課題などで、1回きり16ページの作品を書いて終わってしまう方もいます。
作品には、他の方に読ませるだけの力量がいります。
消費者(読者)に、この作家はすごい。他の作品も読みたいと思わせるものがいります。

マンガ家希望者で、よくおられますが、きれいな絵、キャラクターをかける方。
多いです。でもキャラクターだけでは、話が成立しません。
ストーリーが破綻なく、最後まで読ませるものでなくてはなりません。
それゆえ、キャラクターデザインに進路を変更される方もいます。

■マンガ家になる前の心の準備■

■それほどきつい職業である、マンガ家にあなたはなりますか?。ましてグローバル化で世界競合です。
韓国の方、中国の方が、日本に学びにきてます。画力がすごい方も多いです。
そこで頑張る。その覚悟がないと、人生の時間の無駄になります。なると決めた以上、時間を無駄にせず、漫画作品を描き始め、プロ作品として通用する原稿を書いて下さい。

ランニングコスト
マンガ家としてデビューするまで、時間が必要のほかに、それまでに生活していくお金がかかります。
(関東在住者がどうしても有利です。)この計算をどうするかです。
生活費をかせぐバイトばかりしていると、マンガを描く時間、体力がなくなります。このあたりも一度、何年くらいで、デビューできて、その間いくらくらい生活費がかかるのかを計算してみるべきでしょう。
(なかなかむつかしい計算ですが、リアルに皆さんは生活していかねばなりませんので)そのあたりもシュミュレーションして見ましょう。

■漫画家希望者の皆さんに一番覚えていただきたい事-マンガ家と編集者■

漫画雑誌を出している出版社は企業です。
企業は、ビジネスで利益をあげなければいけません。
このあたりが、漫画入門書の本には、あまりかかれていません、

まあ、きつい事を書くと、ストーリーマンガ家としてデビューできるのは、1万人
に1人くらいでしょうか(個人的な感想ですが)。
たとえば10年間、漫画家として有名な雑誌に連載を持って、単行本をだせるの漫画家の方は、それくらいでしょうか。

出版業界も構造不況です。というか、インターネットおよびグローバル化で、市場構造が変化しています。
漫画関連企業(今はもう「コンテンツ産業」になってしまっていますが)市場原理が働きます。
はやらない作品、売れない作品は、雑誌に載せてくれません。
単行本を出版してくれません。
ユーザー、消費者、読者、どの呼び方でもいいですが、フアンが、あなたの作品を、お金をだして買ってくれないと、漫画家として食べていけません。
漫画家は、漫画を描いてくださいというニーズがなければ(無論有料で)成立しない職業です。

編集者も企業のビジネスマンです。
会社への利益をあがれねばなりません。という事は、利益をあげてくれそうなマンガ家予備軍には対応が違います。だから、申し訳ないですが、その編集者や出版社が、その方の作品を出しても、会社にとって儲からないと考えれば、対応してくません。ただし、編集者や出版社は、たくさんいます。あります

(文責・山田博一)