第6回 〜画面処理について〜
第6回 〜画面処理について〜
○背景の建物等の“物”以外に雰囲気や心理描写の為に使う画面処理があります。
【カケアミ】
数本の線を重ねて(ズラして)描き込む模様です
イラスト画面処理01.jpgイラスト画面処理02.jpg
【点描】
点々で模様や円を描き込みます
イラスト画面処理03.jpgイラスト画面処理04.jpg
【スパッタリング】
ティッシュや布を丸めた物にインク
をつけて、画面を叩いて模様をつけます
イラスト画面処理05.jpg
【集中線・フラッシュ】
1点に向かって線を引き、スピード感や迫力を出します。
※なし
その他にも様々な処理があり得ます。これらは過去の漫画家さんが発明してきた画面処理のテクニックです。したがって、皆さんも自分のオリジナル画面処理を作り出して行っても良いのです。既存の表現だけにとらわれず、表したい雰囲気を表現するために、いろんなチャレンジをしてみてください。
トーンを使っての表現も様々ですし、上記の処理例なども既にトーンにプリントされているものもあります。